小グループで聖書を学ぶ

17.私たちはどう生きるか(Tペテロ4:1〜6)

「心の門を開いて」

 私たちは、ふだん目の前のことしか考えませんが、地上の人生は限られています。いつか地上を去る時が来ます。ですから、私たちはどう生きなければならないかということを問われています。苦しみ、苦難は、私たちの信仰と人生の行く末を左右します。私たちは、どう生きるのでしょうか。

「御言葉の種を蒔こう」

1 欲望とういうと、あまり関係がないと思うかもしれません。しかし、人の心の中には、地位や名声、家族や家、能力や体力など何でも、人々から認められ、賞賛を受けたいという強い欲望があります。また、人には、すべてを楽しみたい、もっと心のままに何でもしたいという欲があります。あなた自身はどうですか。(参考/Tヨハネ2:16, マルコ4:19)



2 救われたといえども、私たちには、罪と欲が残っています。時には私たちを捕らえ、私たちを揺さぶります。私たちにどうするようにと御言葉は、勧めていますか。
・1節/


3 イエス様が苦しみを受けられたので、信じる者も、苦難によって罪や欲から守られると教えています。イエス様の救いが、それまで欲のために生きていた人生に、新しい道を開いてくださいました。イエス様を信じた者はどうなっていると教えていますか。
・ローマ6:6,12/


4 私たちがイエス様を信じたことで、この世に属した自分の欲と野望は、十字架に釘付けにされました。こうして、イエス様を信じた私たちは、新しい人生を生きるようになったのですが、以前の肉と欲の記憶が私たちをゆさぶります。そのような過去の欲や罪との関わりについて、何と言っていますか。
・3節/


5 私たちは、過去神様のいない人生であったために、肉と欲に引き回されて人生をさまよっていたのですが、そのような生活はもうしなくていいと言っています。イエス様が十字架に苦しんで、私たちを解放してくださいました。イエス様を信じることで変わります。情欲の変わりに、純粋な愛と理解が生じるようになります。放縦の変わりに、キリスト者の自由と聖霊による喜びをもって生きるようになります。放縦や酒の代わりに、御言葉の恵みに満たされるようになります。その変化を感じていますか。(参考/エペソ5:18)



6 イエス様を信じた者は、情欲にとらわれるのでなく、どのように新しい人生を生きるようになると教えられていますか。
・2節/


7 イエス様を信じて新しい命を与えられた者は、最高の良いことのために生きなければなりません。イエス様を喜び、賛美して、新しい命に生きて行くことです。しかし、そのように生きる時、どんなことを受けるようになりますか。(参考/マタイ11:19)
・4節/


8 罪の習慣や肉の欲に流されないクリスチャンを悪く言う人々は、肉の欲を満足させ、思うままに生きたいと思うのですが、世でしたいままに思う存分に生きて、その人生は幸いになるのでしょうか。結果、どうなりますか。
・5節/
・エペソ2:3/

9 新しい命に生きて行くのに最も大きな躓きの石となるのは、まだ私たちの内に残っている肉の欲です。思うままに生きられず、かえって苦しみを受け、人に認められず、地上を去って行くなんて、という思いです。それに対して、何と教えていますか。
・6節/

「命の実を刈り取ろう」

 世で苦難を受けて御国に召されて行った聖徒たちは、世的な目で見れば不幸に見えるかもしれません。世の人々がした放縦や欲を満足させることは、彼らにもできたけれどもしませんでした。すべてを神様に委ねて、御言葉に従って生きた人生は、霊的に満たされた、魅力的な生き方でした。世で本当に幸いな人たちでした。神様が私たちを認めて、祝福してくださいます。イザヤ43:4,エペソ1:3。私たちは、人の評価や応答を気にすることなく、正直に誠実に必要なことを行えばいいのです。Tペテロ3:16。私たちの残された月日を、もはや肉や欲のためではなく、神のみこころのために過ごすことができるようにと願います。今日の学びで受けた適用を分かち合いましょう。Uコリント5:17。

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