小グループで聖書を学ぶ

18.美しいクリスチャンの人生(Tペテロ4:7〜11)

「心の門を開いて」

 試練の時、人々が悪い状態になっても、美しく生きる人がいます。人が泣き叫ぶ時に、落ち着いて他の人を慰め、励ますことができる人がいます。主は、この不安な現代に生きる私たちに最高に美しい人生を生きさせて、他の人々を慰め、励まそうとされるのです。

「御言葉の種を蒔こう」

1 2節では、「地上の残された時」と言っていましたが、7節では「万物の終わりが近づいた」と言っています。初代教会時代は、世の終わりがすぐにでも来るという思いの中にありました。クリスチャンも、問題や苦難による不安や恐れで、生活が乱れることもありました。どうするように勧められていますか。
・7節/


2 「心を整え身を慎みなさい」というのは、霊的緊迫感をもちなさいということです。社会が混乱している時ほど、人々は放蕩して、欲心で生きるようになります。生活は破綻して行きます。現代もこの危険にあります。しかし、神の民は、かえって気持ちをしっかりさせて、真摯に誠実に生きるのです。美しい姿になります。なぜ、霊的緊張感を持たなければならないのでしょう。
・ルカ21:34/
・マタイ24:48〜50/

3 不安や恐れで乱れる世に、クリスチャンが置かれているのは、その美しい生き方をもって人々を導くためです。そのために、まず聖徒たちにどのようなことが勧められていますか。それについて、あなた自身どう思いますか。
・8節/


4 世で最も偉大なことは、他の人を愛することです。人は愛を受けることを好みますが、他の人を愛することはどうでしょうか。自分が好む人に良くしてあげることが愛だと思っています。愛とは、その人を自分との関係で見るのではなく、その人の存在自体を主の御旨によると認めることではないでしょうか。そのようにすると、どうなりますか。
・8節,ヤコブ5:20/

5 「互いに愛し合う」つまり、認め合うことがなければ、他の人の過失や罪を見て怒り、傷つけられれば憎みます。もし、人が、他の人に対する怒りや憎しみを長く持っているなら、どうなりますか。そのような体験がありますか。(参考/ヘブル12:15,Tテモテ6:4)



6 混乱の時代、人々の心はギスギスして行きます。今人々の心がすさんでいます。そこで、社会や企業でも、聖書の教えから発している「ホスピタリティー」という行動が盛んに勧められています。美しい信仰者の姿として何が必要でしょうか。それは、究極的には誰に対するようにするのですか。
・9節/
・コロサイ3:23/

7 もてなし合う際に、気をつけなければならないことは何ですか。認められたい欲心は、評価、感謝、変化などを求めます。それらがないと、どうなりますか。それについて、あなたはどうですか。
・9節前半/
・ピリピ2:14/

8 神様が私たちを助けてくださる時、他の人を通して用いられます。一人では決して力ある信仰生活をすることはできません。そのために、私たちは教会に集められているのです。美しい聖徒の姿となるには、どうすることが必要ですか。
・10〜11節/


9 私たちが人々を助けるために、二つのことができます。一つは、御言葉を分かち合い、福音を証しすることで、人々のたましいに仕えることです。もう一つは、具体的に様々な賜物を用いて仕えることです。賜物を用いる際、どんなことに気をつけなければなりませんか。イエス様のたとえを参考に考えてみましょう。あなた自身そのようなことがありませんでしたか。
・マタイ25:14〜28/

「命の実を刈り取ろう」

 世の人々のための聖徒たちの美しい姿が三つ勧められていました。霊的緊張感を持って、「互いに愛し合うこと」「もてなし合うこと」「互いに仕え合うこと」です。これらのことがされていけば、社会はどんなに癒され整えられ、リバイバルすることでしょうか。まず、私たちの回りから実践されることが必要です。「互いに〜し合う」ということが繰り返されていました。このことについて、私たち自身日ごろどうしているでしょうか。省みてみましょう。ピリピ2:3〜5,ローマ14:7。

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