小グループで聖書を学ぶ

15.新しい人生を生きる(Tヨハネ5:1〜5)

「心の門を開いて」
 
 イエス様を救い主として信じるとは、どういうことなのか、クリスチャンとは、どういう生き方をするのか、この箇所は、私たちに重要なことを教えています。私たちがイエス様を信じた後、世での生活の適用がよくできなかったり、自信を失ったりするかもしれません。でも、イエス様を信じた人はどのような人生を送れるようになっているのでしょうか。

「御言葉の種を蒔こう」

1 世に生まれて来た人を人とならせるのは教育だと言われます。しかし、人は教育だけで作られるのではありません。聖書は何と言っていますか。(参考/ヨハネ3:3~4)
・1節/


2 「神様によって生まれる」とは、イエス様を信じて救われた人が、罪赦されて天国へ続く命を得て、生まれ変わることを言います。なんと素晴しいことでしょう。私は信じた、私は救われたと言いますが、大事なのは、何でしょうか。
・ガラテヤ6:15/
・Uコリント5:17/

3 では、どのようにして、新しく生まれるのでしょうか。聖書が教えている条件は、何ですか。
・1節/
・使徒16:30-31/
・ローマ10:9/

4 それでは、私たちは、イエス様を信じてどのようになるのでしょうか。たとえ外なる人はそのままでも、私たちのすべての罪が赦されて、神の子とされる新しい身分を受けます。過去の罪とは関係なく、新しい人生を生きることができるようにしてくださったのです。私たちは、新しく生まれた者として生きているでしょうか。



5 人は誰しも、自分の思うままの人生を生きたいと思っています。新しく生まれた者は、何をするようになりますか。私たちがこの世で信仰生活をするためには、三つのことをしなければなりません。
・2-3節/


6 一つは神様を愛することです。重要なことは、神様がまず私を愛してくださったから、そうするようになるということです。私たちが知っていた愛とは、自己中心の愛、好き嫌いの感情、見返りを期待する損得感情でした。神様の愛がどういう愛なので、私たちは神様を愛するようになるのですか。
・ヨハネ3:16/
・Tヨハネ4:19/

7 二つめは、神様を愛する者は、御言葉を守ろうとします。御言葉を守る者たちの中に神様の祝福が臨みます。あなたは、御言葉を守ろうとしていますか。何よりも優先しようとしていますか。
・申命記26:18~19/


8 そして、三つ目に、集まる神の民が互いに愛さなければならないということです。そのようなところに、神様の祝福と奇跡が臨みます。神様に愛された者は、人に対する見方がどのように変わりますか。
・イザヤ43:4a/
・ローマ14:15/

9 私たちは、神様の言葉を守って、古い人を十字架につけて生きていくと、世の中で消極的に生きるのではないかと思うかもしれません。損な、負けたような生き方と感じるかもしれません。しかし、決して消極的になるのではありません。神によって生まれ変わった者は、どのように生きることができるのですか。(参考/ヨハネ16:33, ローマ8:37)
・4-5節


「命の実を刈り取ろう」

 現代社会は、政治も経済も人の心も混乱し、荒れ果てています。社会はどうなるのでしょうか、人の生活はどうすればよいのでしょうか。世に多くの混乱と痛みと悲惨があるのは、御言葉がないからです。世の人々の心をおおう思いは、疑いと否定、不安と恐れです。イエス様の十字架を通して私たちは神様の愛を受けました。新しく生まれ変わった者として、世に対してどのように生きますか。

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