小グループで聖書を学ぶ
2 御心を知って生きる(コロサイ1:9〜12)

「心の門を開いて」

 私たちは、色々なことで心を揺さぶられ、葛藤します。これはどうしたことか、どうしたらいいのだろうと悩んで、主の御心を求めるのですが、分かりません。なぜ教えてくれないのか、何も語ってくださらないのか、何か特別なことがあるのかと思い惑います。パウロのとりなしの祈りから、御心について学びましょう。

「御言葉の種を蒔きながら」

1 パウロは、コロサイ教会の聖徒たちが誤った教えによって揺さぶられ、試練の中にいることを知りました。それで、パウロは、それを聞いた日から、絶えず聖徒たちのために祈っていました。問題や試みによって揺さぶられている時、このようなとりなしの祈りがどんなに力となり、支えとなることでしょうか。とりなしの祈りの内容は何ですか。
・9節/


2 イエス様を信じた私たちの中に霊的な知恵と理解力が与えられ、認識の変化が起こります。以前は知らなかったことを知り、かつて間違ったことを理解するようになります。ところが、イエス様を信じたのに、多くの聖徒たちが、自分の考えや判断ばかりで、問題や試練に揺さぶられたままでいます。どうしてですか。何が必要ですか。
・エレミヤ42:21/
・エペソ5:17/

3 問題や試練に揺さぶられる時、選択に迷う時、主の御心を求めているでしょうか。聖書は重要な問題のすべてを網羅しています。聖書がはっきりと語っていることもありますが、多くは人生のあらゆる状況に関する原則が記されています。御言葉から御心を知ろうとするならば、どうしなければなりませんか。
・詩篇119:18/
・使徒17:11/

4 御心を知ろうとするならば、まずは御言葉を読んで深く黙想してみましょう。心を御言葉で満たし、御言葉の適用を心がけてみましょう。しかし、御言葉を読んで、聞いていても、多くの聖徒が、御心が分からないと嘆きます。神学者J・I・パッカーは、「私たちが神の導きを求めるとき、自分自身がもっとも手強い敵になります」と言っています。なぜでしょう。御心を知るには、何が必要ですか。
・10節/
・ルカ6:46〜47,ルカ1:38/

5 御心が分からないという人は、御心に聞き従おうとしているか自問してみましょう。御心に従おうとしていななければ、御心を知ることはできないからです。御心を知るならば、主にふさわしいことを行って主に喜ばれるようにしなさいとも言っています。主の御心を行うことを喜びとしているか自問してみましょう。
・10節/
・詩篇40:8/

6 御心を行うように努めるというと、私には力がない、主にかなった歩みなんて無理と思うかもしれません。しかし、何と言われていますか。欠けや弱さのあった弟子たちは、どうして大胆に福音を伝える者となったのですか。
・11節/
・使徒1:8/

7 イエス様を信じて聖霊を受けている私たちも、御霊の満たしを受けて、主の御心を行う聖徒となりますようにと願います。それでも、私には力がない、不安や恐れを覚えると言う人がいます。私たちが御心を知ることを妨げ、御心をすることを難しくさせている重要なことは何ですか。どうすれば力を得ることができますか。
・イザヤ30:15/
・詩篇56:4/

8 私たちは、人生のすべての領域において、神に向かって「あなたを信頼しています」と言えるでしょうか。パウロは、神様を信頼しているから、懇願しています。私たちは、他の人を理解するために問題があります。自分の立場から見て、自分のものさしで相手を量るからです。御心を知って生きようとする人は、他の人に対してどのようになると言っていますか。
・11節/
・エペソ4:2〜3/

9 神の御心を求め、御心に沿って生きるようになると、人はどのようになりますか。パウロは、コロサイの聖徒たちの信仰がどうなって、霊的にどのようになるように祈っていることになりますか。
・Uテモテ3:16〜17/
・ローマ12:2/

「命の実を刈り取ろう」

 信仰が成長すればするほど、自分の思い考えよりも、神の御心に従うことを望むようになります。私たちの信仰が成熟して行くならば、人生のすべての問題を神様と相談して、主の御心のままに生きて行くようになります。御言葉と御霊を通して与えられています。神は、御心を示してくださいます。私たちは御心を知るために祈らなければいけません。きょうの学びを通して示されたことや気付いたことを分かち合ってください。詩篇119:24。

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