小グループで聖書を学ぶ
ことばを聞いて実を結ぶ(ルカ8:1〜15)

「心の門を開いて」
だいぶ涼しくなり、実りの季節になりました。人の人生にも実りがあります。実りのある人生になるためにはどうすれば良いのか、今日の箇所から学んでいきましょう。

「御言葉の種を蒔きながら」
1.イエス様は大きい町や小さい村、隅々に至るまで行かれました。そして、宣べ伝えた内容は何ですか。それは、イエス様がこの世に遣わされた理由でもあります。
・1節 /
・マルコ1:15 /
・ルカ4:43 /

2.「神の国」というのは、「神の統治」を意味します。神の国は、すでにイエス・キリストが来られてから始まり、やがてイエス様が再臨なさる時に、究極的な解放、勝利が完成されます。「福音」というのは、直訳すると「良い知らせ」で、イエス様はこの良い知らせを宣べ伝えたのです。イエス様が神の国と、福音を宣べ伝えた時に、弟子たちも一緒にいました。なぜだと思いますか。
・ルカ11:2、20、9:1〜2 /

3.弟子たちの役割はイエス様のように神の国と福音を伝えるためでした。イエス様は宣教にどんな人を用いて下さいましたか。
 ・2〜3節 /

4.イエス様は種を蒔く人の例えを話しました。種は神のことばで、道端、岩、茨、良い地は人の心の状態を指しています。道端の心は、どんな状態でしょうか。
・5、12節 /
・マタイ16:23 /

5.道端の心は、自分の考えだけに凝り固まってしまって、聖書の言葉が語られても、受け入れる余地がない状態です。岩の心はどんな状態だと思いますか。
・6、13節 /
・マタイ13:21 /

6.岩の心は、しばらくは信じていても試練、困難や迫害が襲ってきて、もう信じるのはやめようとする心で、目の前の利益だけ考えてしまうことです。茨の心はどんな状態だと思いますか。
・7、14節 /
・ピリピ4:6〜7 /
・マタイ6:31〜32 /
・Tテモテ6:10 /

7.「いばらの中」に落ちた種というのは、「聖書のことば」に信頼することを忘れてしまう状態のことです。しかし、良い地に落ちたのは、聖書のことばを聞いて、素直に受け入れる心で、豊かな実を結ぶことができます。実を結ぶためには何が必要ですか。
・8、15節 /
・ヘブル10:36 /

8.あなたは道、岩、茨、良い地、どんな心の状態だと思いますか。「良い地」になるためにどうすれば良いのでしょうか。
・エゼキエル11:19 /
・イザヤ43:19〜20 /
・ヨハネ7:38〜39 /

9.神様ご自身がその固い心をやわらかくしてくださり、荒れ地のような渇いた土地に水をわき出させ、川を流し、良い地にしてくださいます。御霊は、イエス・キリストを信じる私たちの心に宿ってくださいます。どんな人でも、豊かな実を結ぶために、御言葉が必要です。イエス様はあらゆる所で、神の国の福音を述べ伝えました。福音宣教は誰に任されているでしょうか
・マタイ28:20 /

「命の実を刈り取ろう」
私たちは隣人に御言葉を伝える役割が委ねられています。主なる神様は、私たちに御言葉の種を蒔くように言われます。蒔かれた御言葉の種を育てて下さいます。農夫である神様は、「聖書のことば」を、荒れ地のような固い心にも、蒔くように願っておられます。そして、神様ご自身が手間暇をかけて耕し、石を取り除き、草を抜き、良い地に変えてくださいます。更に、聖霊が私たちのうちに潤いを与え、イエス・キリストの愛と平安、みことばの実を、私たちの人生に結ばせてくださるのです。このお方に信頼し、ご一緒に歩んでいきましょう。

ルカ8:15

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