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あなたの信仰があなたを救った(ルカ8:40〜56)

「心の門を開いて」
今日の話は、病気から救われた二人の女性についてです。イエス様は人々の信仰を用いて奇跡を行われました。今日の箇所から、救いに至る信仰について考えたいと思います。

「御言葉の種を蒔きながら」
1. カペナウムの人々は、みなイエス様を待ちわびていました。「待ちわびていた」というのは、不安のうちに待つという意味があります。人々は様々な問題を抱えながらも、イエス様を待ち望んでいました。その中で会堂司ヤイロがイエス様のところにやって来た理由はなんですか。また、ヤイロの心境はどうだったと思いますか。
・42節 /

2. イエス様はヤイロの懇願を聞き、彼の家に向かう途中でした。十二年の間も長血に苦しんでいた女性がいました。彼女はどんな苦しい生活をしていましたか。
・43節 /
・レビ15:25〜27 /
・マルコ5:26 /

3. 彼女は非常に苦しく、生きる意欲を失っていたことでしょう。希望の見えない日々を過ごしていた彼女は何をしましたか。
・44節 /
・マルコ5:27〜28 /

4. 彼女はイエス様の衣の房を触りました。その時、ただちに出血が止まりました。彼女が衣の房を触ったのはなぜですか。どんな意味がありますか。
・民数記15:38〜40 /

5. 彼女は御言葉に耳を傾け、御言葉の約束を信じ、神の言葉に従うことを試みたのです。イエス様の周りには多くの人が集まり、イエス様に触ろうとしていました。しかし、その場でイエス様の力によって癒されたのは、この女性だけでした。その理由は何だと思われますか。
・45〜46節 /

6. 彼女は「イエスにさわった理由と、ただちに癒やされた次第を、すべての民の前で話した。」。それは彼女にとっては大きな変化であります。自己評価やコンプレックスを他の人々の前で語る事が出来るようになったのです。イエス様に出会うことで、彼女は自分の問題が解決され、弱さを乗り越えることができるようになったのです。もし同じような経験があれば、分かち合ってみましょう。
・47節 /

7. イエス様はご自身の力で彼女を癒しましたが、「あなたの信仰があなたを救った」と語られました。信仰は平安(安心)をもたらします。彼女は、財産を持っていませんでしたが、神様から授かった平安で毎日を過ごすようになりました。いつ平安を感じているのか考えてみましょう。
・48節 /
・ヨハネ14:27 /
・ルカ12:19〜20 /

8. ヤイロは娘が亡くなったと聞いた瞬間、彼の希望は一瞬にして絶望へと変わったのでしょう。イエス様はヤイロに「恐れないで、ただ信じなさい。そうすれば、娘は救われます。」と言われました。ヤイロ自身ができる事は何もなく、イエス様に委ねることしかありません。私たちもイエス様に信頼し、ただイエス様の導きに委ねることは何ですか。
・49〜50節 /

9. 周りの人に嘲られると、私たちは心が傷つき、気持ちが沈んだり、プライドが傷つけられたりして、怒ったりします。元気を失い、信仰の道を諦めたくなります。しかし、嘲笑を受けたイエス様は気にする事なく、少女のために行われました。私たちが周りから嘲られても続けて行うべき使命は何ですか。
・52〜54節 /

「命の実を刈り取ろう」
イエス様は私たちの信仰を通して働いてくださいます。人知をはるかに超えるイエス様の恵みを信じる信仰が必要です。すべてをイエス様に委ねる信仰が必要です。私たちが抱える問題とは何でしょうか。問題をイエス様の前に置き、解決を信じて、委ねましょう。「あなたの信仰があなたを救った」イエス様の衣を触ろうとする私たちの心をイエス様は見ておられます。イエス様を呼び求めて、神様の恵みを受ける一人一人となるように祈ります。
ルカ8:48

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