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至る所で福音を伝えた(ルカ9:1〜9)

「心の門を開いて」
イエス様には多くの弟子がいました。その中から12人の弟子を選び、彼らと共に過ごしました。その後、福音を宣べ伝えるために彼らを遣わされました。今日の箇所から遣わされた者について学んでいきましょう。

「御言葉の種を蒔きながら」
1. イエス様は十二人の弟子を呼び集めました。そして、弟子たちにすべての悪霊を制し病気を癒す力と権威を与えられました。弟子たちに与えられた力と権威は、どのような目的で用いられたのでしょうか。
・2節 /

2. 『神の国』とは、文字通りの意味は神の統治を指しています。それは、神が支配される領域であり、神様の助けと導き、恵みが満ち溢れている領域です。神の国を生きる人々は、どのような生活を送っているのでしょうか。また、神の国は具体的にどこに存在するのでしょうか。
・ローマ14:17 /
・ルカ17:20〜21 /

3. イエス様は弟子たちを遣わして、神の国の福音を伝えるだけでなく、病人を癒すように命じました。それは、人の救いは霊的な面だけでなく、心身の回復もイエス様は望んでおられるからです。イエス様が弟子たちを遣わされたように、私たちも、それぞれの場所や立場に遣わされています。神様から今の場所に遣わされたと信じる事が重要です。あなたは日々をどのように過ごしていますか。

4. イエス様は12人の弟子を二人ずつ遣わされました。その理由は何だと思いますか。また、あなたにとって一緒に遣わされている人は誰ですか。
・伝道者4:9〜10 /

5. イエス様の時代では旅人は人の家に泊まることが一般的でした。弟子たちはそれぞれの町で福音を宣べ伝えました。福音を受け入れてくれた人々の親切な配慮に頼り、宿泊しました。誰かの家に招かれて、その宿がどんなに貧しくても、その町でより良い宿を求めることはありませんでした。なぜそう指示されたのでしょうか。
・4節 /

6. 福音を宣べ伝えることで非難され、福音が受け入れられないことがあっても、弟子たちはあきらめずに続けて福音を他の町に伝えました。なぜなら、福音には人々が永遠に生きる真の希望があるからです。弟子たちは福音のために忍耐しました。あなたにとってどんな状況でも継続すべき使命は何ですか。
・5〜6節 /

7. ヘロデは人々の誤った噂を聞き、ひどく当惑しました。なぜならば、「ヨハネが死人の中からよみがえった」と聞いたからです。悪を行う人は常に周りの声や噂に敏感であり、日々不安です。権力とお金を持っていても、心は不安です。神様はヘロデが犯した罪を思い起こさせました。彼は悔い改めて正しい道を歩んでいれば良かったのですが、自分の望み通りに生きることを選びました。ヘロデの生き方をみてどう思いますか。
・7〜9節 /

8. 私たちはイエス様を信じる者です。イエス様の弟子として召されています。イエス様が私たちを召し出された目的を意識していますか。私たちは、福音を分かち合い、失われた魂に届ける責任を持っています。それぞれの状況や場所で、イエス様と交わり、福音を伝え、人々を助ける働きをするものです。福音は私たちの人生を変えました。その福音を証人として伝える責任があります。福音の内容は何ですか。あなたは誰に福音を伝えますか。
・使徒28:31 /

「命の実を刈り取ろう」
弟子たちは出会う人々に福音を宣べ伝えました。私たちの周りには多くの人間関係があります。イエス様は、その人々に福音を伝えることを求めておられます。それが、心から喜びをもってできるように祈りましょう。私たちは、イエス様の力、イエス様の愛、そしてイエス様の心が必要です。
信仰の先輩たちは世の批判や王の憤りを恐れず、目には見えないものを見るようにして、忍耐強く歩んできました。平和を告げ知らせ、幸いな良い知らせを伝え、救いを知らせ、良い知らせを伝える人の足は、なんと美しいことでしょうか。ローマ10:15。
弟子たちは「いたるところで福音を宣べ伝えました」。私たちもそれぞれ遣わされている場所で、私たちを通じて福音が広まりますように、心から願っています。学びを通して与えられた気付きや決心を分かち合い、互いのために祈りましょう。
ルカ9:6

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