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天を見上げ、神を褒め称えた(ルカ9:10〜17)

「心の門を開いて」
今日の箇所の内容は、五つのパンと二匹の魚で5000人を食べさせた話です。この出来事は非常に印象的であり、四つの福音書全てに記されています。イエス様が行った奇跡から学びたいと思います。

「御言葉の種を蒔きながら」
1. 弟子たちは、様々な町を訪れ、数日間またはそれ以上の時間をかけて福音を伝えました。イエス様にその報告をした後、イエス様は弟子たちを連れてベツサイダという町に行かれました。なぜですか。
・マルコ6:31〜32 /

2. 休むためにわざわざ静かな場所に来たのですが、群衆がまたついてきました。その結果、弟子たちは十分な休息をとることができませんでした。弟子たちは群衆が近づかないでほしいと思ったかもしれません。しかし、イエス様はどうしましたか。なぜそうしたでしょうか。
・11節 /
・マルコ6:34 /

3. 弟子たちはイエス様に、荒野の寂しい状況では、何もできないと考えて、群衆を解散させるべきだと提案しました。その弟子たちの考えは正しく見えます。しかし、この提案の背後には、神様の働きを期待していない心がありました。色々な事を理由にあきらめて、神様が働くことも期待できないのです。私たちにはこのような考えはありませんか。

4. イエス様は弟子たちが何も持っていないのを知っているはずです。状況をよく知っておられ、弟子たちの都合も分かっておられます。どう見ても、イエス様の指示は無理なことです。それでも、「あなたがたが、あの人たちに食べる物をあげなさい。」と言われたのです。なぜですか。弟子たちは何が求められていますか。
・ヨハネ6:6 /

5. 人々はイエス様が命じられたとおりに、全員座って、イエス様を見つめていました。イエス様がこれから何をなさるか期待していました。イエス様はどうしましたか。
・16節 /

6. 弟子たちは五つのパンと二匹の魚しかないと考えましたが、イエス様は目を上げ、神を褒め称えました。イエス様の行為にはどんな意味がありますか。あなたは今、神を見上げ、賛美(感謝)をしていますか。
・詩篇121:1〜2 /
・Tテサロニケ5:18 /

7. 人々は、パンを食べて満腹しました。神の恵みを経験し、喜んでいました。印象的だった奇跡の結論の17節をみると、神を畏れ、神を賛美し、イエス様を信じたという記録がありません。不思議です。なぜですか。
・17節 /
・ヨハネ6:15、26 /

8. 一年後の過越祭の時にイエス様が十字架につけられます。それは、永遠のいのちのパンを人々に与えてくださるためです。神様が私たちに期待しておられることは、命のパンを分かち合うことです。「あなたがたが、あの人たちに食べる物をあげなさい」とイエス様は私たちに言われています。先にいのちのパンを頂いた私たちが周りの人に分け与えることです。いのちのパンを分かち合いたい方は誰ですか。
・ヨハネ6:4 /
・ローマ8:32 /

「命の実を刈り取ろう」
寂しい場所であったベツサイダがイエス様のあわれみによって豊かな場所になりました。イエス様の祈りと感謝を覚えて、いのちのパンを分かち合いたい隣人のために
祈りましょう。私たちのいのちのパンとなるため、この世に来てくださった
イエス・キリストを黙想しながら日々を過ごし、常に天を見上げ、神を褒め称えて歩めますように祈ります。

ルカ9:16

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