小グループで聖書を学ぶ 
山から降りて行く(ルカ9:37〜45)

「心の門を開いて」
私たちの人生を振り返ると、ここまでの道のりは計画して進んできたのではなく、むしろその都度、神の導きによって今に至ったことに気づかされます。アブラハムは神から「召しを受けたときに、それに従い、どこに行くのかを知らずに出て行きました。」私たちも同様に、将来については主に委ね、ただ主に従っていくのです。今日の箇所から神の教えに従う生き方について学びたいと思います。

「御言葉の種を蒔きながら」
1.ある父親が、イエス様に自分の一人息子を助けてくださるようにと叫びました。当時、子供が多くいる家は神の祝福があると見なされていましたが、一人息子は特に大切にされ、父親にとっては家系を継ぐ唯一の希望でした。しかし、この一人息子の状況はどうですか。
・39節 /

2.少年は悪霊の力をコントロールできず、悪霊は、少年が完全に疲れ果てるまでなかなか彼から離れようとしませんでした。少年は長い期間苦しんでいました。人は人生の中で問題にぶつかる時があり、時には自分の力では解決できない苦しい瞬間があります。あなたは自分の力で何も出来なくて苦しんだ時がありますか。
・マルコ 9:22 /

3.少年の父親はイエス様の弟子たちに息子を癒してほしいと切に頼みました。しかし、弟子たちは悪霊を追い出して少年を癒すことができませんでした。弟子たちが宣教の旅行に出発する際、イエス様は悪霊を追い出す権威を授けてくださいました。なぜ彼らは失敗したのでしょうか?
・40節 /
・ルカ 9:1,6 /

4.イエス様は、集まっている人々全体を「不信仰な曲がった時代だ」と叱責しました。父親はイエス様に息子を連れて行けば治ると思っていましたが、実際には信仰を持っていなかったのです。弟子たちは不信仰でイエス様の復活を信じませんでした。わたしたちの信仰はどうなのか吟味してみましょう。
・41節 /
・マルコ 9:22~24,16:14 /
5.悪霊は神に敵対する霊的存在であるため、悪霊に取り付かれた人はその人生がどんどん破壊されていきます。しかし、悪霊の力は強く見えても、決して神にまさるものではなく、最終的にはキリストによって滅ぼされます。イエス様は悪霊をどうなさいましたか。
・42節 /

6.「その子を癒やして父親に渡された。」という行為は、本来いるべき場所に戻してくださったことを示しています。すべての人はイエス様を信じ、神様が望んでおられる本来の人生を送ることができます。主に依り頼む人は悪霊の支配から自由になれます。弟子たちは悪霊を追い出す事が出来なかった理由をイエス様は何と教えていますか。
・マタイ 17:20 /
・マルコ 9:29 /

7.「イエスがなさったすべてのことに」人々がみな驚きました。イエス様の弟子であることに誇りを持っていた弟子たちは興奮していました。その時、イエス様はもう一度神の計画を弟子たちに教えました。それは何ですか。
・44節 /

8.イエス様は十字架の道を歩むためにこの世に来られました。ユダによる裏切り、宗教指導者たち、ピラト、ローマによる引き渡されました。その後、イエス様は十字架で死ぬことを何度も弟子たちに教えましたが、弟子たちはイエス様の言葉の真の意味を理解できなかったのですか。
・45節 /

9.神と共に歩み,神の愛を伝えるために、イエス様は弟子たちを愛し用いてくださいました。私たちもイエス様の救いと神の恵みを人々と分かち合えるように導いてくださいます。神の恵みを分かち合いたい人は誰ですか。

「命の実を刈り取ろう」
キリストは私の内に生きておられます。これからも、主と共に信仰の道を歩んでいきましょう。私たちにとって山の下はどこでしょうか?主の弟子は、主が望んでおられるところに向かっていく者です。不信仰であった私たちを愛し、続けて用いてくださいます。これからも主の教えに従っていきましょう。
ガラテヤ 2:20

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