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27 主に遣わされる弟子(マルコ6:7〜13)

「心の門を開いて」

 きょうの箇所は、イエス様と同じ働きをするために、弟子たちが遣わされるところです。主が示してくださる信頼が限りなくありがたかったでしょう。一方、遣わされて行くその時の不安、恐れもあったでしょう。では、私たちは、どうなのでしょう。イエス様の弟子である私たちも、遣わされているのでしょうか。どのように遣わされているのでしょうか。弟子たちの派遣から学びましょう。

「御言葉の種を蒔きながら」

1 イエス様は、どんな働きをしていましたか。イエス様お一人だけですべてのところを行き巡ることはできません。イエス様は、どのようにされましたか。
・マルコ1:34,38〜39/
・7節/

2 イエス様は、弟子たちを「ふたりずつ遣わ」されました。70人の弟子たちを遣わされた時も、ふたりずつです。使徒たちも継承しています。二人で一緒にすると、有効な働きが出来、自分たちも守られます。互いに足りない部分を補完し合い、互いに励まし合うことが出来ます。聞く方にも信頼を与えます。どのような場合に、このような「ふたりずつ」が必要ですか。すでに、あなたの生活の中にそういうものがありますか。
・ルカ10:1, 使徒13:2/
・伝道者4:9〜10/

3 イエス様は、弟子たちをどのように遣わされていますか。驚くべきことは、何ですか。その理由は、何ですか。
・8〜9節/
・マタイ8:8/

4 人生において御言葉を信じて生きる者が、他の何かに頼ることをせず、ただ御言葉だけに拠り頼んで行く時、祈りの答えがあらわれるようになります。今日多くの人々が、必要のない多くのものを抱えて生きています。もっと多くのものが必要だと思いこみ、それを得るために、心身をすり減らしています。多くのものがないからと不安感を持っています。あなたは、どうでしょうか。
・ピリピ4:11〜12/


5 主の弟子とは、神様が責任を負ってくださることを信じて、単純に頼る人です。私たちは、自分が神様からそこに遣わされたと信じるなら、ただ神様を拠り頼んで働き、学び、生きて行きます。そうすれば、神様が責任を負ってくださることを経験するようになります。主の御言葉を本当に信じていますか。弟子たちは、イエス様の言葉を言われたとおり信じて、出て行きました。あなたは、どんな経験をしていますか。
・ルカ5:4〜6/


6 イエス様は、どのような働きをさせるために、弟子たちを遣わしましたか。その働きのために弟子たちに何を与えられましたか。
・12〜13節/
・7節,黙示録2:26,ダニエル7:27/

7 私たちは、御言葉を聞いて福音を信じました。福音が私たちの人生を変えました。今御言葉によって生きています。私たちは何をしなければなりませんか。どうして、それをしなければなりませんか。
・マルコ16:15/
・ローマ10:17/

8 私たちの格闘は、血肉に対するものではなく、悪霊に対するものです。人や問題の背後にサタンが暗躍しています。私たちは、どうすることが必要ですか。
・エペソ6:12〜13,17/


9 イエス様は、病人のために祈り、病気を治す働きをしてきました。イエス様は、弟子たちに病人を癒す働きを委ねられました。私たちも、御言葉と祈りで、人々を癒すことができます。あなたは、誰を癒すように導かれていますか。
・ヤコブ5:14〜15/


「命の実を刈り取ろう」

 イエス様が弟子たちを世に送られたように、私たちも世に遣わされています。私たちはみな、福音を分かち合い、人々を助けて仕えて行く使命があります。主が私たちを召し出されたことを意識しておられるでしょうか。私たちの人生の本質は、主から世に「遣わされて」いるということです。私たちも、イエス様からそれぞれの場所に、それぞれの立場に遣わされている存在なのです。そのことを知って、どう思いますか。今、あなたはどんなことをするように、そこに遣わされていますか。今日の学びを通して与えられた適用と決断を分かち合い、互いのために祈りましょう。

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