小グループで聖書を学ぶ
3 宝をさがすように(箴言2:1〜22)


「心の門を開いて」
 
 宝さがしと聞くと、わくわくするでしょう。聖書を学ぶ時、それは宝さがしのようだと言われます。私たちが難しい人生の問題を乗り越え、神様からの使命を果たして生きるには、神から与えられる知恵が必要です。それは、どのようなものですか。どのようにして与えられるのでしょうか。

「御言葉の種を蒔きながら」

1 まず、聖書の知恵を求めて行く態度が教えられています。そこで強調されていることは、何ですか。
・1〜4節/
・マタイ7:7/

2 「御言葉を受け入れ、たくわえる」ということは、聖書を学ぶ基本的な姿です。御言葉を聞いて、学んで、心に受け入れなければ、むだになってしまいます。御言葉を受け入れるためには、頑なな心が砕かれて、謙遜で従順な柔らかい心が必要です。私たちの心は、どうですか。御言葉を学ぶ時、どんな心ですか。
・コロサイ3:16/
・ヤコブ1:21/

3 人生の問題のために神の知恵が必要です。その時、積極的に求めていく姿勢が重要です。信仰の成長を願い、御言葉で生きていこうとするなら、御言葉を慕い求めなければなりません。心を傾け、求める態度は、まさに何のようだと例えられていますか。たとえのようだとすると、人はどうするのですか。
・/
・マタイ13:44/

4 熱心に宝を求めるように神の知恵を求めるならば、贈り物が与えられます。2,4節の「〜なら」に対応して、5,9節で「その時」と言って、熱心に求めた結果、確実に与えられると教えられています。それはどんなことですか。
・5〜6節/
・9〜10節/

5 6節を見てください。「主が知恵を与え、御口を通して知識と英知を与え」られます。私たちは、知恵と知識について勘違いをしています。自分の努力で知恵と知識が身につくと思っていることです。もちろん勉強して知識を身につけることは必要です。経験を通して世の知恵も身につきます。しかし、知識や経験を生かしてくださるのは、神の知恵なのです。このことについて、あなたはどう思いますか。



6 神の知恵を求めるならば、「正義と公義と公正と、すべての良い道筋を悟る」と言われています。私たちは、日常生活や仕事において、何が正しいのか、どうすればよいのか、御言葉の適用を必要としています。問題多き人生を生きて行くために、知恵の心と判断する心が必要です。御言葉から教えていただいて、助けられたことはどんなことですか。失敗したことは、どんなことですか。
・T列王3:9,12/


7 神の知恵を与えられると、私たちをどのようなことから守ってくれますか。誰のどんな誘惑から守ってくれるのですか。その誘惑する者の特徴は、どのように表現されていますか。
・11〜15節/
・使徒20:30/

8 ここに登場する悪者とは、明らかな悪い者というのではありません。神様に従わせず、肉の欲に従うように私たちを誘惑する人です。私たちの判断を誤らせ、正しい道に行かせないようにするから、悪い人というのです。「何が良いことで、神に受け入れられることか」御言葉に聞かなければなりません。心に浮かんだ1つの御言葉が私たちを大変な間違いから守ってくれた、窮地や悩みから救い出してくれたということがしばしばあります。そのような例があったら、分かち合ってみましょう。
・ローマ12:2/
・エペソ5:10,17/

9 もう1つの誘惑は、性的な誘惑です。これが、どれほど危険なことでしょうか。現代社会では、世の人々の品性と道徳が廃れているために、何が悪いことか分からなくなっています。してはならないこと、すべきことをと命じているのは何ですか。特に、17節から想起することは、何ですか。
・16〜17節/
・20節/

「命の実を刈り取ろう」

 もともと私たちは、罪人でした。しかし、イエス様が私たちの代わりに十字架にかかってくださり、信じる者を義人としてくださいました。ローマ3:24。この信仰を受け取る時、義人、正しい人になるようにしてくださいます。神の知恵によって、罪の誘惑に打ち勝ち、神の知恵をいただいて人生の問題を乗り越えて行きたいと願います。今日の学びで受けた導きや適用を分かち合い、互いのために祈りましょう。ローマ12:2。

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