小グループで聖書を学ぶ

23 悟りの道、悪人の道(箴言21:1〜31)

「心の門を開いて」

 人は、地位や評価を得、業績や財を残す人を人生で成功した人だと考えます。そして、自分は成功していない平凡な人生を送っていると思っています。しかし、神様がご覧になられ、求めておられる人生は、世の成功とは違うものです。今朝の箇所は、どのような人生が成功した人生なのか教えてくれています。

「御言葉の種を蒔きながら」

1 人は、自分が歩んでいる人生をどう思っているのでしょうか。神様は、人をどう見ておられるのでしょうか。
・2節/
・箴言16:2/

2 人は自分の行いが純粋だと思っているのですが、神様は、人の心を見通しておられるというのです。人は、人に見られることに気を遣い、外見や見た目を整えることに心を遣い、人に良い行いを見せようとします。しかし、人の心を見抜いておられる神様は、どうされると言っておられますか。
・箴言24:12/
・エレミヤ17:10/

3 ダビデ王は、ソロモンへの遺言で、「主はすべての心を探り、すべての思いの向かうところを読み取られるから、全き心と喜ばしい心持ちをもって神に仕えなさい」と言い残しています。私たちをご覧になられる神の目をいつも意識して生きるなら、私たちの生活はどのくらい変わるのでしょうか。心を見ておられる神に対してどう応えるか、人生はそこにかかっています。どのように応答すべきですか。
・T歴代28:9/
・3,15,21節/

4 仕事や学び、生活において、心を見ておられる神に対してどう応えることが必要ですか。すべきではないことは何ですか。あなたは、この点について、どうしていますか。
・5,20節/
・6,25,17節/

5 私たちが、神の目をいつも意識して生きるなら、他人に対してどうしないようになりますか。どうするようになりますか。あなたが、このことについて心がけていることは何ですか。
・4,24節/
・13,26節/

6 主は、私たちの心を探り、思いを調べて、それぞれその生き方により、行いの結ぶ実によって報いるお方であるなら、人間関係においてどうすることで主に応えなければなりませんか。この点において、失敗することはありませんか。
・23,28節/
・9,19節/

7 自分の心の中を見ておられる主に対して、どのように反応するかで、人生に違いが出て来ます。主の主権に従い、どのような道を歩もうとしていくか。歩んではならない道は何か、イエス様が教えてくださった道は、どうですか。
・16,29,8節/
・マタイ7:13〜14/

8 私たちを見ておられ、心を見通しておられる主を、私たちの知恵や英知では、知ることはできないと言います。神は主権者であり、民族と国を制御される王の王だからです。創造主の御心と御業を被造物である人間がどうして理解できるでしょうか。しかし、全能なる神をちっぽけな存在である人間が知ることができるなら、成功した人生を歩むことができます。なぜですか。
・1, 30節/
・エペソ1:17〜19/

9 私たちの知恵や洞察力、私たちの希望や計画などが、主の御心と一致していなければ、私たちが成功することはできません。神の救いのご計画は、イエス様が全人類の救いのために十字架につけられ死なれることでした。神は、イエス様を死の苦しみから解き放って、よみがえらせました。このことによって、信じる者に何が与えられましたか。
・31節/
・Uテモテ1:9/


「命の実を刈り取ろう」

 誰にでも、神が立てて下さった計画があり、期待される人生の姿があります。残念ながら、ほとんどの人が自分に対する神の御心を知らないか、無視しているのです。神の御心を切実に知りたいと願えば、神の御心を知ることができます。知ったならば、神の御心に従うのです。自分の心の中を見通しておられる主に対して、どのように反応するかで、人生に違いが出て来ます。どのように反応しますか。適用を分かち合って、互いのために祈りましょう。

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