小グループで聖書を学ぶ
3 主に信頼しなさい(箴言3:1〜10)

「心の門を開いて」

 不確実で混乱する現代において、人々は、不安や悩みをもって生きています。アルコールや薬物、放蕩やギャンブルに向かう人も多く、不安や空しさは増すばかりで、生活は破綻して行きます。イエス様を信じて、御言葉を学ぶ私たちは、問題や患難に出会う時、どうすればいいのでしょうか。御言葉から学びましょう。

「御言葉の種を蒔きながら」

1 人生の問題は、突然訪れます。家庭や仕事などにおいて、誰にでもやって来ます。なぜ起こるのかと憂いたり、どうすることもできないと嘆いたりするかもしれません。でも、そうするのではなく、不安定で混乱する現代だからこそ、御言葉に頼らなければなりません。どうするようにと命じていますか。
・1,3節/
・詩篇1:2/

2 災害のための備品が用意されていたのに知らなかった、救助機器があるのに使わなかったということが、時おり問題になります。イエス様を信じている聖徒たちに、御言葉の知識があっても、問題や患難が起こった時に、御言葉を思い起こすことなく、主に祈り求めないと、どうするのでしょうか。どうなるのでしょうか。



3 主の教えを忘れず、主の命令を心に留め、御言葉の恵みを覚えているなら、どのようにしてくださると約束されていますか。主の教えを喜びとし、昼も夜もその教えを口ずさんでいる幸いな人は、どうなりますか。
・2節/
・詩篇1:3/

4 人生は、道にたとえられます。どのように人生を歩んだらよいか、どんな道を歩めばいいのかと考えます。御言葉は、神様が私たちの歩むべき道を導いてくださると約束しています。そのために、どうしなさいと命じていますか。3つの条件は何ですか。
・5〜6節/


5 「心を尽くして主に拠り頼む」というと、クリスチャンなら、主を拠り頼んでいますよと思うでしょう。でも、「心を尽くして主に拠り頼む」ということは、神様を完全に信頼して、拠り頼むということです。イエス様を信じていると言っても、本当に心を尽くして主に拠り頼んでいるでしょうか。仕事や家庭の日ごろの生活において、どうですか。



6 「自分の悟りにたよるな」というのですが、自分の悟りの何が問題なのか、自分の悟りはいいのではないかと思われるでしょう。しかし、ここで言う自分の悟りとは、神様とは関係のない自分勝手な知恵や判断のことです。つまり、自分の悟りに頼るということは、神様を信頼しない、また、御言葉の知恵を聞かないということです。これを聞いて思うことは、何ですか。
・士師21:25/
・ローマ8:4〜5/

7 「あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ」とは、すべてのことについて神様の導きを求め、すべての環境と歩みにおいて神様に聞き従うということです。自分の都合が悪いと、主を求めないということはありませんか。自分の知恵や力で大丈夫だと思うと、主に拠り頼まないままでいませんか。



8 神様を信頼して生きると、実際の生活がどう変わるのでしょうか。人々にとって共通する問題と言えば、健康問題と経済的問題でしょう。まず、健康問題です。健康に生きる秘訣は何だと言っていますか。それは、どういうことですか。
・7〜8節/
・マタイ11:28〜29/

9 罪が私たちのたましいを病気にすると、私たちの精神が病気になるだけでなく、肉体をも病気にします。医学の研究によると、信仰がある人は、そうでない人より長生きし、罹患率は低く、病気になってもはるかに回復が早いそうです。もう1つは、経済問題です。私たちは、経済が下降している時代に生きています。聖書は、何と言っていますか。
・9〜10節/
・マラキ3:10〜11/

「命の実を刈り取ろう」

 収穫を神様にささげたのは、収穫は自然を支配される神様の恵みだと感謝し、これからも収穫を与えて、生かしてくださる神を信頼したからです。そして、御言葉が約束するように、神様に信頼する者は、仕事が祝福され、生活が守られます。
 御言葉を読み、聞いていながら、その大切さよりも、自分のやり方で歩むことが多かった私たちです。イエス様を信じて救われている私たちは、神様に信頼して歩むことが必要です。箴言3:5〜6を暗唱して、心に蓄えましょう。きょうの学びで気付かされたこと、導かれたことなどを分かち合い、互いのために祈りましょう。

戻る