小グループで聖書を学ぶ

34 子供達は祝福し夫は賞賛する(箴言31:1〜31)

「心の門を開いて」

 箴言最後の章には、信仰の女性の姿が記されてあります。それだけ、重要だということです。家庭を築き、家族を養い、教会を支え、社会を守る大事な働きをしているからです。母として妻として、夫や子どもにも大いに関係しています。

「御言葉の種を蒔きながら」

1 この章は、レムエルという人が、母から受けたことばが記されています。レムエルという名前の意味は、「神に属する者」という意味です。信仰の母親が、息子が社会で責任を果たして行くうえで、女性と酒と仕事について心配していました。とりわけ強調していたのは、何ですか。どんなことを言っていますか。
・1節/
・4〜6節/

2 レムエルの母は、息子にはっきり酒は飲まないように求めています。仕事に支障を来たすことになり、人生を駄目にすると警告しています。同じ箴言で酒についてどんなことを言っていますか。参照してみましょう。
・20:1/
・箴言23:20〜21,29〜31/

3 聖書には、ぶどう酒が多く出ていますが、飲料に適した水が少なかった当時の状況では、飲料として使用されたものです。お酒は人の判断を狂わせ、争いを助長し、罪を犯させます。お酒を飲まないで、どうするように勧めていますか。
・ローマ13:13〜14/
・エペソ5:18/

4 レムエルの母は、良くない女性に気をつけるように息子に言いましたが、10節以下で、自分の息子に「しっかりした妻」について教えています。まず、夫についてどうする妻であると言っていますか。
・3,10〜12節/
・23節/

5 しっかりした妻の勤勉さと誠実さと知恵が、家を平安にして、豊かにさせ、その結果、夫は対外的な仕事に力を注ぐことができるようになり、町から尊重される有力な人となりました。妻が夫を立てることについて、どのように教えられていますか。
・エペソ5:23〜25/
・Tペテロ3:7/

6 最初からすべての面で尊敬に値する夫は一人もいません。しっかりした妻が、夫に良いことをし、立ててくれたので、夫は尊敬される人になりました。この女性は、どのような仕事をしていましたか。どのような姿勢で働いていましたか。あなたの仕事はどんなことがありますか。どのような思いで働いていますか。
・13〜19節/
・24節/

7 「しっかりした」というのは、働きや仕事のことだけでなく、品性や言葉にもあらわれていました。どんな品性や言葉使いですか。
・25〜26節/
・エペソ4:29/

8 この女性の家庭は、大変幸せな家庭であり、この女性は、幸せ者です。子どもたちからは、何と言われていますか。夫からは、どう評価されていますか。地域での評判はどうですか。
・28〜29節/
・31節/

9 子どもたちから祝福と感謝があり、夫からは賞賛され、町のすべての人々から良い評判を受けました。長い間の労苦も報われ、喜び、感謝したことでしょう。妻や母に対して、どんなことが必要なのかを教えていますか。仕事や労苦をする私たちにも、何が必要ですか。



10 幸福は、外見の美しさや体の健康や経済的な豊かさにあるのではありません。偉大な人の背後には偉大な母がいて、信仰の夫のそばには信仰の妻がいました。しっかりした女は、他にどんなことについてほめたたえられていますか。最も必要なことは何と教えていますか。
・30節/

「命の実を刈り取ろう」

 モーセの後ろに主を恐れるヨケベテがおり、サムエルの後ろにハンナの祈りがあり、テモテの背後に母ユニケがおりました。夫アクラを妻プリスキラが支えていました。信仰で支え、信仰で育ててくれる母や妻が必要です。子どもや夫が、しっかりした母や妻を賞賛しているのは、感謝しているということです。子どもたちは、お母さんに感謝しましょう。夫は、まず妻に感謝しましょう。多くの感謝すべきことがありますから、感謝しましょう。賞賛しましょう。

戻る