小グループで聖書を学ぶ

32 起きよ、輝け(イザヤ60:1〜9)

「心の門を開いて」

 沈滞、停滞、スランプという言葉を聞くだけで気持ちが落ち込んでしまうようです。私たちも困難や問題によって気持ちが落ち込んで、霊的沈滞に陥ることがあるでしょう。今日の箇所には、エルサレムへ帰還した民が陥った沈滞やスランプとそれに対する神様の励ましが記されています。そこから、私たちへの適用を学びます。

「御言葉の種を蒔きながら」

1 今日の箇所は、バビロンからいち早くエルサレムに帰って来た民のことが背景となっています。希望と喜びでいっぱいになりながらバビロンから帰還した民は、エルサレムに来ると愕然としました。夢にまで見た都エルサレムは、城壁は崩れ、門は焼け落ちたまま、草木が生い茂る廃墟でした。民の心はどのようになりますか。
・ネヘミヤ1:2〜3/
・2節前半, ネヘミヤ2:3/

2 帰還した土地は荒廃して、凶作のために飢饉も起こったようです。70年の捕囚の間にその地に入り込んだ異邦人から排斥され、エルサレム再建も妨害されました。帰還の民は失望し、帰還したことについて懐疑的になりました。その生活も無気力になり、信仰も停滞するようになりました。私たちも、苦難や問題によって気持ちが落ち込んで、虚しくなり、心が暗くなったことがあったでしょう。そのことを分かち合ってみましょう。



3 信仰をもって生きて来たけれども、思うようにならない現実の中で、信仰が停滞するようになります。こうして、霊的沈滞に陥るのです。霊的沈滞期の中にいた帰還民にどんな主の言葉が聞こえて来ましたか。何が命じられていますか。なぜそのようにできますか。
・1〜2節/
・Uコリント3:18/

4 主の光が神の民の上に来て、主の栄光が彼らの上に輝くので、暗くなった彼らの心を主の栄光が照らしてくれます。それで、神の民も光り輝くようになります。帰還した神の民が光り輝くようになると、どんなことが起こると約束されていますか。それを知って、あなたの感じることは、何ですか。
・4節/
・申命記12:7/

5 家庭の問題や家族の痛みが、霊的沈滞や心が暗くなった原因だったこともあるでしょう。失った家族、ばらばらになった家族を取り戻してくださるという約束です。悔い改めて、主を信頼するようになるなら、起き上がって、光り輝くようになり、家族の関係や状況も変化し、導かれるようになります。さらに約束されている回復は、何ですか。
・5,9節,ホセア10:1/
・6〜7節/

6 礼拝する者が集まって来ることは、心細くなっていた神の民にとって大きな励ましとなったでしょう。私たちが光り輝くようになるなら、私たちの信仰が回復するだけでなく、信仰の光り輝きが周りを照らすようになり、救いが広がり、信仰共同体である教会に人々が集められるようになります。そのために、どんな生活を願いますか。
・7節後半/
・使徒2:46〜47, ガラテヤ6:10/(参考)

7 2節に「見よ。闇が地をおおっている。暗黒が諸国の民を」とあるように、現代社会も、闇におおわれています。人々の心にも闇があります。一人ひとりの人生にも精神の停滞期があります。そんな世のために、神様はどうしてくださいましたか。
・エペソ4:18,ローマ1:21/
・ヨハネ1,9,12/

8 「起きよ。輝け」というのは、暗い世に向かって輝く存在になりなさいという命令です。イエス様を信じて救われた私たちは、どのような存在にされていますか。そのような者にされている自分について、どう思っていますか。
・エペソ5:8/
・ヨハネ8:12/

9 私たちも、以前は闇の中にいましたが、イエス様を信じて、光の子とされています。イエス様が世の光なので、光を受けた私たちも光り輝くことができます。イエス様は、私たちにどのように光り輝きなさいと言っておられますか。その召しに対して、どのように応えていきますか。
・マタイ5:14〜16/

「命の実を刈り取ろう」

 「まことに、あなたの光が来る。主の栄光があなたの上に輝く。あなたの上には主が輝き、主の栄光があなたの上に現れる」と繰り返し宣言されていました。1~2節。目には見えませんが、主の栄光が私たちの上に輝いているのを感じますか。この御言葉は、今日問題や患難で心が落ち込み、暗くなり、停滞して者に対して大きな励ましとなって、心に響いて来ます。学びを通して与えられた気付きや適用を分かち合い、互いのために祈りましょう。エペソ5:8。

戻る