小グループで聖書を学ぶ
1 生きておられる神(詩篇58:1〜11)
「心の門を開いて」
ニュースなどを聞いて、世の為政者の不正や偽りに憤慨することがないでしょうか。難しい人や悪しき者から害を受け、悩んだり、痛んだりすることがあるでしょうか。そんな思いを抱いて嘆き、神に祈っている詩篇です。この詩篇から、他人から受ける害をどのように受け止め、取り組んでいくかを学びます。
「御言葉の種を蒔きながら」
1 この詩人は、高い地位にいて、民を支配している人たちについて、どのような思いを抱いていますか。支配する者がどうしなければならないと考えていますか。しかし、実際は、彼らはどのようにしていると嘆いていますか。
・1〜2節/
・イザヤ59:3/
2 前書きにダビデの名前を揚げていますが、同時代の人々の思いを表したものです。ダビデも、王になる前にそのような経験をし、悩まされ、嘆いたことが多かったからです。政治や行政に携わる人々が偽りを言い、不正を働いていることに憤慨することはありませんか。個人的にも、職場や学校、地域や親戚関係において偽りや不正、横暴に悩まされ、害を受けたことがありませんか。その時、どんな思いになりましたか。
・詩篇73:2〜3/(参考)
3 偽りを言う悪者たちは、生まれる時からそうだと言っています。彼らは、原罪というか、生まれた時から罪を行う傾向にあるというのです。救われて変えられるのでなければ、人は、生まれた時から愚かな考えをし、罪を犯してしまう傾向は大きくなります。そのために、神様は何をしてくださいましたか。聖書は何を教えていますか。
・3節/
・ローマ8:2〜4/
4 支配者たちが、不正を働き、暴虐を行っている実情を毒蛇に例えています。それは、蛇のどのような特性に関係しているのですか。そこから、悪しき者たちのどんなことが強調されていますか。
・4〜5節/
・イザヤ30:9,42:20/
5 この地域では、毒蛇は最も恐ろしい存在でした。コブラは素早く、怒り易いものであり、悪しき者の偽り、中傷、侮辱、悪口雑言は毒のように人の心を傷付け、殺します。毒蛇のような存在である悪しき者たち、どれほど危険なことでしょうか。詩人は戦ってはいません。何をしていますか。
・6〜9節/
・詩篇3:7,68:2/(参考)
6 人々は、毒蛇のような悪しき者の害から、どう自分を守れるでしょうか。ダビデも、悪をなす者から大きな害を受けていましたが、自分で仕返しをするのではなく、どうしましたか。仕返しや復讐することについて、聖書は何と教えていますか。それを読んで、あなたの思うことは何ですか。
・ローマ12:19/
7 聖書は、自分で復讐しないで神に委ねなさい、復讐は神のなさることだと教えていますが、何もしないで耐えろというのではありません。詩人は直接対抗したり、復讐したりしていませんが、6〜9節のようなことは、何をしていたことになりますか。
・詩篇64:1〜3/
8 最後のところでは、正しい者が悪しき者の滅亡を見て喜んでいるように見えます。これまでも、悪しき者の滅亡を懇願していたように見えます。しかし、表題は「滅ぼすな」です。これは、どういうことなのでしょう。それぞれ思うことや考えられることを分かち合ってみましょう。
・10〜11節/
・エゼキエル18:23,33:11/(参考)
9 「まことに裁く神が地におられる」という結論は、結局神様の栄光が現れるということです。大事なことは、神様が正しい人たちの祈りを聞いて悪人たちを裁かれること知った人々が、本当に神様は生きておられる方であることを確信して生きるようになることです。このようにしてくださる神を知って、あなたは、どのように応答しますか。
・詩篇18:46〜47/
「命の実を刈り取ろう」
この詩人のように、今日も多くの神の民、聖徒たちが、悪しき者が権力をもって偽りを言い、不正を行い、暴虐を行っているのを見て、憤慨し、その害を受けて痛み、苦しんでいます。しかし、憎んだり、敵対したりするのではなく、主なる神様に対して嘆いて祈り、聞いてもらいます。なぜなら、私たちの神様は生きておられる方であり、祈りに答えてくださるからです。今日の学びを通して与えられた気付きや決心を分かち合い、互いのために祈りましょう。18:46。
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