小グループで聖書を学ぶ
17 契約に目を留めてください(詩篇74:1〜23)
「心の門を開いて」
高校の世界史で習うホッブスの「リヴァイアサン」という社会契約論があります。このリヴァイアサンという海の怪獣の名は聖書から取られています。ホッブスはそれを国家に譬えました。今日の詩篇には、このリヴァイアサンと契約という言葉が出て来ます。私たちの信仰について大切な救いの契約について学びます。
「御言葉の種を蒔きながら」
1 この詩篇の背景は、バビロン帝国のネブガデネザル王の軍勢によってエルサレムが陥落した時のことを扱っているようです。詩人は、苦悩し、嘆いて、訴えています。聖所は、神の民にとって神の臨在の象徴でした。その聖所がどうなったのですか。どうされていると訴えているのですか。
・3〜9節/
・U列王25:8〜9/(参考)
2 神の民にとって、神殿が破壊されるというのは、考えられないことです。苦しみ、悩みました。冒頭に「アサフのマスキール」とありますが、マスキールとは、教訓という意味です。詩人が苦悩し、嘆いて、訴えていることは、今日の聖徒たちにしてみれば、どういうことになりますか。私たちの人生に起こったどんなことに適用できますか。そのような時、あなたの心はどんな思いになりますか。
3 時には不合理なことも起こり、そのすべてを理解できないことがあるでしょう。そんな時があっても、悲しみ苦しむ私たちは、詩人のように神様に訴えることができます。神の民には、苦しみや悲惨の材料がもう一つありました。それは、何ですか。どういうことだと言えますか。
・9節/
・Tサムエル3:1, アモス8:11/
4 預言者がいないということは御言葉が語られない、御言葉がなくなったということです。神様の啓示がない、霊的な判断ができない、信仰的な受け止めが分からないということになります。惨状を訴えたにもかかわらず、神様は、どうしておられるように感じましたか。あなたも、そのように感じたことがありませんか。
・10〜11節/
・詩篇83:1/
5 詩人には、いくつもの苦しみ、悲しみ、心配がありました。神殿が破壊されたこと、敵の攻撃が続いていること、神の民が御言葉を聞いていないこと、神様が沈黙しているように思えることです。詩人は、どうしていますか。自暴自棄になっていますか。諦めて、投げ出していますか。詩人は、悲しみ、苦しみ、疑問を抱えながら、何をしていますか。
・1〜2節/
・18〜23節/
6 神様に惨状を訴え、祈って行くうちに、神様をどのようなお方として振り返るようになりましたか。それらのことを思い起こすことによって、自分たちがどうされると信じるようになったと思われますか。
・12〜17節/
・ヨシュア24:17/(参考)
7 神様がかつて御自分の民を救い、自然の力を支配されたことを思い起こし、神様が自分たちも同じようにしてくださることを確信するようになりました。神は、昔も今もすべてのものを統べ治めておられます。神様は、拒んでおられない、黙っておられない、働いておられる。これが、詩人が祈るうちに確信した信仰でした。あなたがイエス様を信じて与えられた信仰もこれです。問題の中でもどんな思いになりますか。
8 もう一つ詩人が思い出したことがあります。神様が神の民となされた契約を思い出しました。「どうか、契約に目を留めてください」とは、神様が神の民とされた約束をなしてくださるように祈っていることです。それは、どんな契約ですか。神の民が約束を破ってしまったのに、なぜ契約に目を留めてくださいと言えたのですか。
・20節/
・エレミヤ31:31〜34/
9 たとえ神の民が神様との契約を破ったとしても、神様は、ご自分が約束してくださったことをくつがえすことはなさらないのです。今やイエス様が私たちの身代わりに十字架にかかられたゆえに、私たちは救われています。この新しい契約によって、私たちはどのように生きていけますか。
・Tコリント11:25, ローマ8:32 /
「命の実を刈り取ろう」
「私たちが真実でなくても、キリストは常に真実である。ご自身を否むことができないからである」と言われるように、私たちがどうであろうと、イエス様の十字架によって結ばれた救いの契約は変わりません。なんという恵みでしょうか。私たちは、どんな状況にあろうとも、この恵みのゆえに神様に寄り頼んでいけるのです。適用を分かち合い、互いのために祈りましょう。ローマ8:32。
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