小グループで聖書を学ぶ
21 神のあわれみによって(詩篇78:1〜72)
「心の門を開いて」
最近謎解きが流行っているそうです。謎解きは脳を使うため、脳の活性化や認知機能の向上などの脳トレ効果があると言われていす。また、謎解きに取り組むことで、自分自身を客観的に見ることができ、自己肯定感の向上にもつながるそうです。今日の詩篇は、「昔からの謎を語ろう」と言って始まっています。どんな謎なのでしょう。謎の答えは何でしょう。
「御言葉の種を蒔きながら」
1 詩篇78編は、神の民の歴史を扱ったものですが、何のために神の民の歴史を引用しているのですか。詩人は、この詩篇のはじまりで何と言っていますか。イエス様がこの箇所を引用しています。それも参照してみましょう。
・1〜3節/
・マタイ13:35〜36/(参考)
2 詩人は、何が謎なのか気付かせようと神の民の歴史を取り上げていきます。まず、謎を知ってもらうために、神が自分たちの先祖にどんなことをされたのかを語ります。どんな出来事が取り上げられていますか。共通することは何ですか。
・43〜53, 12〜16節/
・23〜29, 54〜55節/
3 神が民にしてくださった良いこと、救い出し、守り、導き、助けてくださったことが次々と取り上げられていました。そのようにして、自分たちの神がまことの神であることを見せてくださいました。私たちも、同じような経験をしています。どんなことがありましたか。それに対してどんな反応が必要ですか。
・Tテサロニケ5:18/
・詩篇103:2/
4 神がご自分の民に対して良いことをしてくださったことを確認して来ました。数々の奇跡もありました。長い期間を通して、守り、導いてくださいました。ところが、神の恵みに対する民の反応は、どうですか。その特徴をそれぞれ挙げてみてください。
・10〜11,37節, 17,32節/
・18,41,56節, 57〜58節/
5 神の恵みに対する民の反応は、神との契約を忘れ、恵みを忘れたかのようです。神の民は、助けられても、感謝することなく、次々と文句を言いました。そして、与えられ、守られ、導かれても、神様を信頼せず、繰り返し神を試み、罪を犯しました。この民の姿を見ながら、自分のことで思い出すことはありませんか。分かち合ってみてください。
6 こうして神の民の反応を見て来ると、疑問に思うことがありませんか。神との契約も恵みも忘れ、感謝することなく、文句を言い、繰り返し神を試み、罪を犯した民を、なぜ神は見捨てなかったのか、どうしてひどい民を滅ぼされなかったのか、なぜそれでも民を守り、導かれたのかという疑問です。これが神の民の歴史における謎です。このことについて、自分を振り返ってみて、どうですか。謎ではないですか。当たり前なのですか。
・詩篇8:4/
・ローマ9:16/
7 詩人は、神のなさったことと民のしたことを交互に取り上げながら、繰り返し謎として問うていたのです。これを読む私たちに対しても、謎について考えさせ、答えを質問しているのです。答えはすでこの詩篇の中で出されています。この謎の答えは何ですか。
・38〜39節/
・詩篇86:15/
8 この民の神は、イエス様を信じて救われた私たちの神です。神は私たちがどれほど弱い存在であるか知っておられます。私たちが恵みを忘れて文句を言い、背を向けても、あわれみ、愛してくだいます。私たちが間違い罪を犯したとしても、赦し、立ち返りを待ってくださいます。なぜ、そうされるのですか。私たちはどうされているからですか。
・テトス3:5〜6/
・Tペテロ1:3/
9 私たちが救われたのは、私たちが行った義のわざによってではなく、神のあわれみによることだと教えています。神は、罪に捕らわれていた私たちをあわれみ、イエス様を私たちの代わりに十字架に渡されたことによって救ってくださいました。たとえ、私たちが間違いを犯し、文句を言い、神に逆らい、神を試みたとしても、この神のあわれみの中で赦され、愛され、助けられ、守られますが、あなたはどのように生きていきますか。
・エペソ2:10,4:10/(参考)
「命の実を刈り取ろう」
神のあわれみによって救われた私たちは、このことを忘れていていいのでしょうか。あわれみを受けているのをいいことに、繰り返し文句を言い、逆らい、神を試みていいのでしょうか。もう、私たちにとってこの民の姿は謎ではありません。私たちが今あるのは、神のこの深いあわれみ、慈愛のゆえです。ですから、この神の愛とあわれみに応えて生きたいと願います。学びを通して与えられた気付きや決心を分かち合い、互いのためにいのりましょう。Tペテロ1:3。
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