小グループで聖書を学ぶ

22 御名の栄光のために(詩篇79:1〜13)

「心の門を開いて」

 詩篇には嘆きの詩篇が多くあります。苦しみや悲しみ、不安や恐れが表現され、神に向かって叫んでいます。私たちにも嘆く時があります。人生には私たちに悲しみや痛みをもたらすことが起こるからです。今日の詩篇では、神に対して嘆き叫んでいた詩人が力強い祈りへ、賛美へと変わっていきます。順を追って見てみましょう。

「御言葉の種を蒔きながら」

1 79篇の背景は、BC586年に行われたバビロン帝国によるエルサレム破壊とユダ王国の滅亡です。その時のことを詩人が嘆いています。どんな嘆きが記されていますか。どれほどの痛みや悲しみですか。
・1〜4節/

2 私たちも敵対されたり、責められ、酷い扱いを受けたりする時があります。突然問題が起こり、持っていた物が失われ、取り巻く状況が変わってしまうことがあります。そのような時私たちにできることは、何ですか。聖書は、どうするように教えていますか。
・詩篇116:1〜4/
・詩篇40:1〜2/

3 人生には計画通り行かないことも多く、仕事や家庭生活、人間関係や健康のことでしばしば問題が起こります。仕事がうまく行かなくなったり、体の具合が悪くなったり、時には精神的にも経済的にも追い込まれたりします。そんな時私たちも、詩人のように訴えてみましょう。嘆く時詩人は、神に「あなたのゆずりの地、あなたのしもべたち」と言っています。私たちも、そのようにすれば、どんな気持ちになるでしょうか。
・1〜2節/


4 嘆き訴えたとしても、すぐに答えがあるとは限らず、答えが分からないこともあるでしょう。それでも、私の痛みを癒し、悲しみを慰めてくれるのは神だ、私の嘆きを受け止め、私の求めを満たしてくださるのは神しかいないと認めるから、嘆き訴えます。詩人は、嘆きの中から一つの質問をするようになりました。どんな質問ですか。
・5節/
・詩篇13:1,89:46/

5 こうして神に問題を持っていって質問することで、問題の本質が分かって来ます。敵対してくる者の正体や意図が明らかにされていきます。この質問から、次のような力強い祈りが出て来ます。どんな祈り(2つ)ですか。強力な祈りとなる理由は何ですか。
・6〜7,8〜9節/
・9節/

6 詩人は、自分たちをただ助けてください、赦してくださいと祈っているのではありません。「御名の栄光のために、御名のゆえに」と理由を言っています。民に関することは御名が結び付けられています。私たちも、このように神の御名に結び付けて祈ってみましょう。信仰をもってそう祈るなら、どんな祈りになりますか。
・9節/

7 詩人は、もう一つの疑問を取り上げ、力強く祈っています。どんな疑問と祈りですか。神の御名と結び付けられています。その疑問からどんなことが考えられるから、そう祈っているのですか。
・。10〜12節/


8 詩人は神の民が酷い状況のままだと神までが悪く言われると抗議しています。不当な扱いや悪口や批判に対して怒り、沽券に関わると憤慨するかもしれません。しかし、自分の沽券に基づくのでなく、神の御名に基づいて祈ることが大切です。私たちは、神の御名によって事が行われるように祈ります。強力な祈りをした後、詩人は最後にどうするようになりましたか。嘆いて訴えていた詩人がそのように変わったのはなぜだと思いますか。
・13節/
・詩篇100:3〜4/

9 詩篇79篇は、苦しみや悲しみの中で嘆く時の霊的原理を教えています。その苦しみや悲しみから救ってくれるのは、何よりも神であることを知らなければなりません。神の御名のためにあわれみを求め、御名の栄光のためにことをなしてくださるように祈り、求めることです。人生において何かの問題によって苦しみや悲しみが生じるとしたら、あなたはどのようにしますか。
・詩篇116:1〜4/(参考)

「命の実を刈り取ろう」

 詩篇には、嘆きの詩篇が多くあります。詩人たちは、素直に嘆きを神にぶつけています。嘆きの詩篇は、どれほど私たちに癒しや慰め、励ましや力を与えてくれることでしょう。自分の状況にあった嘆きの詩篇を読んでみましょう。そして、それを元に自分の状況に合わせて、祈ってみましょう。あるいは、自分の具体的な嘆きを詩篇のように書き出してみましょう。大事なことは、ただ自分の嘆きを神に聞いてもらうことです。神は、私たちの感情を受け止めてくださいます。気付きや決心を分かち合い、互いのために祈りましょう。詩篇100:3〜4。

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