小グループで聖書を学ぶ
27 心を強め、信仰にしっかり留まる(使徒14:19〜28)

「心の門を開いて」

 フォローアップという用語が、勉強やビジネスの分野でよく使われています。すでに始めたことや習ったことを強化したり、効果を確認したりするために、時間が経ってからもう一度行うことです。パウロたちの伝道旅行の終わりは、大事なフォローアップが行われています。今日の箇所を通して、信仰のフォローアップを学びます。

「御言葉の種を蒔きながら」

1 一見おかしいな、変だなと思われることでも、よく考えてみると、確かな理由があるものです。今日の箇所にも、次々と変だな、おかしいなと思われることが出て来ます。まず、19節では、どんな事件が起きていますか。前回のリステラでの出来事と比べてみてください。
・19節/
・使徒14:11,13/

2 リステラで足の不自由な人を癒したところ、驚いた町の人々がパウロとバルナバをギリシャ神話の神々と思い、祭ろうとしたのに、一転して石で打ち殺そうとするなんて、あまりにも変です。どうして心変わりしたのでしょう。どのようにして扇動されたのでしょうか。エペソでの騒動を参照しましょう。
・使徒19:24〜28/
・/

3 町にはゼウス神殿があったということですから、門前町としての関連産業に町の人々が従事し、直接間接的に利益を得て、生計を立てていたのでしょう。ユダヤ人は、パウロの言うことに従っていたら、その生活が駄目になってしまうぞと経済的不安をかき立てたのです。結局はお金です。お金のために人の心は簡単に変化してしまうのです。このことについて、聖書は何と教えていますか。
・Tテモテ6:10/
・マタイ6:24,Tテモテ6:17/

4 利用される群衆、暴徒となるのは簡単です。人は自分の利益のためには、悪い誘惑にも乗ってしまいます。私たちも気をつけなければなりません。彼らはパウロが死んだものと思って、町の外に引きずり出しました。その後、どんなことが起こりましたか。変だと思うことはないですか。その理由は何でしょう。
・20節/
・/

5 弟子たちがパウロを取り囲んでいた時、パウロは立ち上がって、すぐに町へ入って行きました。信じたばかりの弟子たちにとって、パウロへの迫害は、彼らの信仰を揺さぶるものとなりました。パウロの回復した姿は、どれほど彼らの揺れ動く心に励ましとなったことでしょう。しかし、パウロは、迫害や苦難に対して、何と言っていますか。これを聞いて、聖徒たちは、どう思うでしょうか。
・22節/
・/

6 このように言えば、信じた聖徒たちは、動揺してしまうのではと思うでしょうか。考えてみてください。弟子たちは、イエス様を信じる前は、患難や苦しみが遭うことがなかったのでしょうか。いいえ、多くの患難にあい、苦しんだはずです。でも、聖書は何と言っていますか。御言葉を読んで、何か思うことがありますか。
・マタイ5:10〜12/
・ヨハネ16:33/

7 次の町デルベが新しい伝道地の最後になりますが、そこから少し東に行くとパウロの故郷タルソであり、タルソからはすぐに出発地シリヤのアンティオキヤに着きます。ところが、移動先は、意外な所です。移動先が変だと思いませんか。なぜ、わざわざそのような町々へ移動したのですか。どんな理由があるのでしょうか。
・21節/
・22節/

8 その町々には、パウロが伝えた福音を信じた聖徒たちがいます。迫害や試みが予想される状況において、不安や恐れに揺れ動く聖徒たちの心を励まし、信仰にしっかり留まるように勧める必要がありました。つまり、聖徒たちに対するフォローアップのために、危険な町々へ引き返したのでした。そして、町々の教会のための具体的なフォローアップとして、どんなことをしましたか。それは、どんな働きをさせるためですか。
・23節/
・使徒20:28/

9 ここには、御言葉による養育が示されています。福音を伝えるだけで終わりではなくて、弟子としました。御言葉によって心を励ましました。継続的に御言葉が供給されることによって信仰に堅く立つことができます。信仰にとどまる、つまり御言葉によって生きるように勧めました。フォローアップとして、御言葉による養育がなぜ必要なのですか。
・コロサイ1:23, エペソ4:13〜15/

「命の実を刈り取ろう」

 私たちの助けや導きを必要としている人についてフォローアップする必要があり、私たち自身も誰かからフォローアップを受ける必要があります。私たちは、苦難や試み、仕事や生活の諸問題について信仰で対処できるように互いに助け、励まし、信仰が整えられるようにするのです。気付きや適用を分かち合い、祈りましょう。Tテサロニケ5:11。

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