小グループで聖書を学ぶ
32 心を開いて、心を留めるように(使徒16:11〜15)
「心の門を開いて」
前回の箇所に出て来たマケドニヤ、近年北マケドニヤ共和国の国名問題がありましたが、昔であればアレキサンダー大王の東方遠征が有名です。その大王の父の名がつけられた都市が今日の箇所に出て来るピリピです。このヨーロッパで最初に救われたリィデヤの人生から学びます。
「御言葉の種を蒔きながら」
1 聖霊に導かれてパウロの一行は、小アジヤのエーゲ海に望む港町トロアスまで来た時、マケドニヤ人が海を渡って来て助けてくださいという幻を見て、ただちにトロアスを出発しました。その旅程を地図で確認してください。どこに行きましたか。そこは、どんな町ですか。
・11〜12節/
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2 初代皇帝となるオクタウィアヌスがこの地での戦いに勝利したことを記念して、この地に退役軍人を移住させて、この地方の政治、経済、文化の中心都市を築かせました。皇帝直轄地で、小ローマと呼ばれていました。この地で最初にパウロから話を聞いた人は、どんな人ですか。それまで、この人はどんな人生を歩んで来たと想像できますか。
・13〜14節/
・伝道2:23, 4:4/
3 紫布とは、特定の巻貝から出る分泌液で染色された、ロイヤルパープルと呼ばれた大変高価な布でした。そのような布を扱っていたリィデヤ自身も裕福であったか、それを目指して来た人生だったのでしょう。商売のために精神をすり減らし、不安や恐れも抱いたことでしょう。仕事に成功するために、どれほど頑張って働いて、どんなに気を張って生きていたのだろうかと想像されます。あなたも、生活や仕事の中で、不安や恐れ、倦み疲れなどを感じることがありませんでしたか。
4 リィデヤは、たましいの平安や癒し、人生の導きを必要としていました。それで、旧約聖書に触れ、神を敬う者になっていたようです。救いを求めていたリィデヤに対して、主はパウロを通して福音を聞く機会を与えてくださいました。それだけではなく、主は何をしてくださいましたか。それは、どういうことですか。
・14節/
5 御言葉を聞く者は、自分の人生の深い所を開いて聞きます。リィデヤは、世の価値観と富を追求して生きて来て、心は空しくなり、倦み疲れました。人も羨む姿でも、心の深い所には傷と痛みがありました。そういう心の深い所を開かれて御言葉を聞きました。イエス様は、私たちに対してどうするように言われ、どうしてくださると約束されましたか。
・黙示録3:20/
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6 リィデヤは、ティアティラ市の紫布の商人と紹介されていましたが、その市はどこにあるか地図で確かめてください。その地域はどういう所でしたか。そこから、リィデヤがパウロとここピリピで出会ったのはどういう意味があったと分かりますか。
・使徒16:6/
・ガラテヤ5:25/
7 ティアティラ市は、聖霊に行くことを禁じられたアジヤ州にありました。ここピリピで二人が出会ったというのも、神の驚くべき節理と導きです。リィデヤは、パウロを通して福音を聞き、救い主イエス様に出会い、救われました。富を追求して生きるのではなく、神に愛された存在として、神に生かされ、用いられる人生に変えられました。イエス様を信じ価値観が変えられたリィデヤは、どうしましたか。
・Uコリント5:17/
・15節/
8 救われたことで感激し、感謝して、すぐに家族にも福音を聞いてもらい、結果共に洗礼を受けるようになりました。リィデヤの家がパウロのピリピでの活動拠点となります。富を用いてパウロの宣教を助け、継続的に支援しました。ピリピ教会形成にも仕えました。それまでのリィデヤの仕事の経験や富が福音宣教のために大きく用いられるようになりました。私たちも、救われた後、以前の賜物や経験が福音のために用いられるようになります。そのような例を分かち合ってください。
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9 リィデヤの家が後のピリピ教会の基礎となります。リィデヤの信仰と生き方が聖徒たちの模範となりました。その結果、パウロとピリピ教会はどんな関係になりましたか。
・ピリピ4:16〜18,1:3〜5/
「命の実を刈り取ろう」
今日の箇所で強調されているのは、聖霊の働きです。ピリピでの宣教を導かれたのも聖霊であり、川岸でパウロに語らせ、リィデヤの心を開き、福音に心を留めるように導かれたのも主です。ヨーロッパ伝道の初穂、ピリピ教会の礎となったリィデヤのように、私たちも、聖霊に導かれて、用いられる人となり、次の世代の信仰の礎となるように歩みたいと願います。学びを通して与えられた発見と適用を分かち合い、互いのために祈りましょう。ヘブル13:7。
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