小グループで聖書を学ぶ
20 国民が分かれ出た(創世記10:1〜32)
「心の門を開いて」
創世記を9章のノアの洪水まで読んで来た人が、11章のバベルの塔へスキップすることが多いです。しかし、10章に記された系図にも意味があります。5章の系図は、祖父、父、自分、子、孫と縦に続くような直系ですが、10章の系図は、兄弟、伯父母、叔父母、従兄弟と横に広がる傍系のようです。ノアから分かれ出た諸氏族が記されています。私たちにとってどんなことが教えられているのでしょうか。
「御言葉の種を蒔きながら」
1 10章の系図は、どんなことが示されているのでしょうか。はじめと終わりにそのことが記されています。それは、神のどんな命令の結果なのでしょうか。
・1,32節/
・創世記9:1/
2 この系図は、ノアから新しく人々が増え広がっていくことが示されています。息子たちの子孫の広がりが記されています。大洪水の後、人類はどのように世界中に広がり、古代の民族が形成されて行ったかを示しています。そうは言っても、この系図は人種の起源を伝えるために記されたものではありません。大事なことは、私たちに何を教えているのかということです。どんなことを覚えなければなりませんか。
・申命記32:8/
・使徒17:26〜27/
3 神が国々に相続地を持たせ、人々に割り当てられ、その堺を定められました。この系図には、特徴があります。特徴となっている表現が繰り返されて強調されています。どんなことですか。
・5,18,25,32節/
4 はじめに記されているのが、ヤフェテの子孫です。その氏族名、地域名をみると、小アジアやヨーロッパ、黒海やカスピ海沿岸に広がったようです。次がハムの子孫です。その氏族名を見ると、アフリカ北部やメソポタミア南部に広がったようです。ハムの罪の性質は色濃くその子カナンとその子孫に引き継がれて行きます。その中で、特にニムロデについて取り上げ、詳しく記されています。どんな人ですか。
・2〜7節/
・8〜12節, 創世記9:22/
5 ニムロデという名は、「神に反抗する」という意味です。「狩り」は、戦争のための訓練でした。このことから、ニムロデとは、どんな人かを想像できますか。それでも人は変えられると、使徒パウロは証ししていますが、何によって変えられるのですか。
・ミカ7:3, ユダ1:16/(参考)
・Tテモテ1:13〜15/
6 神に反抗し、力を誇ったニムロデの罪の姿は、その子孫に引き継がれました。結局、神に反抗し、力を誇る子孫はどうなりましたか。ヨシュアの時代には、ハムの子孫であるカナンの諸氏族は、どうなりましたか。それを知って、思うことは何ですか。
・創世記11:9/
・民数記32:39,申命記9:5/
7 三番目にセムの子孫について記されています。中東全体に広がります。この子孫によって神の御心が成し遂げられ、救いの御業へと繋がっていきます。神が人類の歴史に働かれ、神が国民を分かれ出るようにされ、言語と民族にしたがって国民とされました。25節にペレグについて、特別に説明が付いています。それは、どんなことを示唆しているのですか。
・21〜31節/
・創世記114,9/
8 神は、セムの子孫を通してどんなご計画を成し遂げるようにされたのですか。2つの系図を調べて、セムから誰に繋がり、そしてさらに誰に繋がることになるか確かめましょう。
・創世記11:10,26/
・ルカ3:23, 34〜36/
9 バベルの塔事件の離散が集団的な人々の傲慢さを裁いたのと同時に、その離散が人類を集団的な反抗の罪から守り、アブラハムを通して救いの計画の舞台を整えることになります。セムの系譜は、救いのご計画を進めるために用いられました。私たちに何か事件や問題のために分けられ、散らされることがあるとしても、信仰によってどのようにされると考えることができますか。
・使徒17:26〜27/
「命の実を刈り取ろう」
セムの系図のペレグをイエス・キリストの系図に含め、アブラハムの系図を通して与えられた約束が成就することになります。たとえ事件や問題で分けられ、散らされることがあるとしても、決してマイナスばかりでなく、やがてイエス様によって導かれて、回復され、繋がれ、救いの恵みを受ける過程ともなるということを覚えたいのです。気付きや適用を分かち合い、互いのために祈りましょう。使徒17:26〜27。
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