小グループで聖書を学ぶ
12 神とともに歩む人生(創世記5:1〜32)
「心の門を開いて」
家系図作りが静かなブームだそうです。自分のルーツや先祖のことが分かるだけでなく、様々なことが分かるそうです。聖書の系図もしかりです。聖書で系図の箇所に来ると興味なくて飛ばしてしまう人がいるようですが、今日の系図には驚くべき大切なメッセージが込められています。
「御言葉の種を蒔きながら」
1 1節で「記録」と訳された言葉は、「系図」という意味です。系図は意味なく人々の物語や名前を記録したのではありません。アダムの系図を見ると、ずっと同じことが繰り返えされています。ざっと目を通してみて、気付く繰り返しは何ですか。それは、どんなことを意味しているのでしょうか。
・3〜20節/
・創世記3:19,ローマ5:12/
2 「誰々が生きて、誰々を生んで、死んだ」という繰り返しは、すべての人に罪によって死が臨むようになったことを示しています。しかし、一人一人の名前がそれぞれ記されています。それぞれが子どもを生み、育て、家系が続いたことが記されていることは、神は私たち一人一人の人生とその家族の営みを大切されているということです。この系図の人々は、神のどんな命令に従っていたということが分かりますか。そして、どんな祝福を受けていますか。
・創世記1:28/
・申命記5:33/
3 「生きて、生んで、死んだ」という繰り返しの中に突然、違う表現が現れます。どんなことが起こっていますか。繰り返されている理由の意味は何だと思いますか。
・21〜24節/
・ヘブル11:5〜6/
4 エノクは、日常生活の中で神の御言葉を意識し、神の前に自分を点検して、御言葉に聞き従い、信仰に生きて、神に喜ばれる生活をするようになりました。なぜ、突然エノクは神とともに歩み始めたのでしょう。何が信仰生活のターニングポイントになったのですか。あなたの信仰が変えられたきっかけ、ターニングポイントはどんなことですか。
・22節/
5 「メトシェラを生んでから」とあります。メトシェラの名は「槍を持つ人」という意味で、「最後の防御兵、彼が死んだら終わり」という意味も含みます。そこから、「彼が死んだら、裁きが来る」という解釈が出て来ます。その時代、カインの子孫たちによる強欲で退廃的文明が栄えていた時代です。それに対する裁きです。メトシェラの誕生の時、何があったと考えられますか。それをエノクは、どう受け止めて神とともに歩んだのですか。
・創世記6:5〜7/
・マタイ24:36,42/(参考)
6 エノクは、息子に「槍を持つ者」という名を付け、人生の方向も変えて終末の裁きに備える敬虔な人生を生きることに決め、神とともに歩む人生を始めました。エノクがいた時代は、邪悪な時代でした。そんな時代に証しとなり、警告となった生き方でした。現代もカインの子孫の都市文明と変わりないでしょう。その中で私たちは、どのように生きようと願いますか。エノクの人生から感じることはどんなことですか。
・ユダ1:14〜15/
・Uペテロ3:10~11/(参考)
7 「槍を持つ者(彼が死んだら裁きが来る)」と名付けられメトシェラは、自分の名が神に用いられていることは意識して生きたのでしょう。この系図の最後はノアです。裁きとはノアの洪水のことです。果たして「彼が死んだら裁きが来た」のか、計算してみましょう。メトシェラが生まれてからレメクを生むまで、レメクが生まれてからノアを生むまで、ノアが生まれてからノアの洪水まで、187+182+600=969年です。これは、メトシェラの寿命と同じです。これを知って感じることを分かち合いましょう。
・32節 /
・25,28節, 創世記7:6,5:27/
8 メトシェラが死んだ時、ノアの洪水が起きました。メトシェラは、最後の防御兵の役割、さばきを警告する役割を担当したのです。メトシェラは人の歴史の中で最も長く生きた人となりました。それが意味することは何でしょうか。
・Uペテロ3:9/
・/
9 メトシェラは、神とともに歩んだ父エノクと同じく神とともに歩む孫ノアを結びつけ、神の救いのご計画をつなぐ、極めて重要な人物でした。ノアにつなぐもう一人、メトシェラの子レメクは、息子ノアにどのような望みを抱いて生きたのですか。私たちも世代をつなぐ橋渡し役を担っています。そのために、あなたはどんな歩みをしていきますか。
・28〜29節/
「命の実を刈り取ろう」
メトシェラやレメクは、明るい啓示でないにもかかわらず、人の本当の望みと慰めがどこから来るのかを知って、たとえ悲惨と腐敗の中でも神を唯一の希望の光として歩みました。私たちが問題の中でも神に望みを置いて生きるなら、エノクのように神とともに歩みます。気付きや決心を分かち合い、互いのために祈りましょう。ヘブル11:5〜6。
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