小グループで聖書を学ぶ

16 水が引き始めた(創世記8:1〜12)

「心の門を開いて」

 皆さんは、どんな日のことを覚えておられるでしょうか。それには、嬉しいこともあり、辛い悲しいこともあるでしょう。ノアの箱舟の箇所には、詳しい日にちや日数が記録されています。洪水の始まりと終わりは、記憶されるべきことだったからです。そこから、信仰の適用を学びます。

「御言葉の種を蒔きながら」

1 ノアたちは、箱舟に入って滅びから救われました。でも、問題や苦難は終わりではありませんでした。多くの動物とともに洪水で揺れ動くうす暗い箱舟の中、40日間雨が降り続け、洪水の期間が150日間でした。いつまで洪水は続くのか、箱舟の中でどれほど不安と恐れを感じたことでしょうか。そんな洪水にも終わりが来ます。神がどういう方だからでしょうか。
・創世記7:17,24/
・1節/

2 「覚えていた」というのは、神がノアたちに注目し、ノアたちのために行動し、ノアたちを愛されたということです。苦しい辛い時期が続くと神は私を忘れていると思い、失望し落ち込むことがありますが、神は覚えておられます。神か自分のことを覚えていてくださる、心にかけてくれていると知って、どう思いますか。私たちが出会う問題や苦難に始まりがあるなら、終わりもあります。それを知るなら、どんな思いが与えられますか。
・エレミヤ29:11/(参考)


3 ついに洪水が終わり、水が引き始めました。大きな変化です。しかし、箱舟の中にいるノアは、この変化を知りません。私たちにとっても、問題や苦難の中で、神は何もしておられないように見えますが、私たちが気付かないところで働いて、導いておられます。どのように導いてくださいますか。
・伝道者3:11 /


4 水が引き始めてから、すぐに水は引いたのですか。どのような特徴がありますか。その間、ノアには、どんな信仰の訓練、養いとなったと思われますか。
・2〜3節/
・詩篇37:5,62:8/

5 水は、しだいに着実に引いて行きます。神がなさることを信頼して、私たちは付いて行くのです。私たちは、自分が考え、自分が望むことをしたいからと、神のご計画や御心を考慮しないなら、かえって事は進まず、葛藤します。水が引いて行く様子が詳しい日程付きで説明されています。なぜそのことを、ノアは何月何日まで正確に記憶しているのですか。あなたは、どんなことを日付とともに覚えていますか。
・4〜5節/


6 「水が引き始めた」「水が引いた」「減り始めた」「減り続け」という表現が、今日の箇所には、三つの原語を使って6回も繰り返され、強調されています。このことは、私たちにとって、問題や苦難についてどういうことを覚えさせてくれますか。
・1,3,5,8,11節/
・ヘブル10:36, ローマ15:4/

7 本当に長い期間箱舟の中で待ちました。それでも、水が引いたのを知ったノアは、すぐに外へ飛び出したりしてはいません。水が引き始めたことが分かったノアは、何をしていますか。それは、何のためですか。
・6〜9節/


8 烏や鳩を放したのは、地表が乾いたか調べるためでしたが、再び箱舟から放って、帰って来た鳩のくちばしにはオリーブの若葉がありました。水が引いているのが分かっても、ノアはすぐに外に出ることなく、それからなお7日待って、鳩を放ちました。勝手に憶測しないで、状況を調べ続けます。なぜ、そうしたのですか。7章を参照しましょう。
・10〜12節/
・7:1,16/

9 神の導きに従うというと、何もしなくていいと考えがちですが、神の導きを待ちながら自分ができることはするのです。ノアが箱舟に入って出るまで一年間、従順と忍耐が求められました。洪水が始まる7日前に箱舟に入るように言われ、7日後に雨が降り始め、40日間雨が降り、水は150日間地表に増え続けました。150日後に水が減り始め、40日後に窓を開けて烏と鳩を放し、7日後に再び鳩を放し、さらに7日後に鳩を放しました。数字の一致を確認して、感じるところを分かち合いましょう。
・7:4,7,10,12,24,8:3,6〜7, 8〜10/

「命の実を刈り取ろう」

 神の導きはかくも確かなのです。ですから、ノアはその間、導かれることを信じて忍耐し、従順になって行動しました。私たちの信仰は整えられ、私たちの考えは改められなければなりません。神の導きはいつどうなるか不確かなものではなく、正確でご計画通りなのです。混沌とした不確実な社会に生きていますが、私たちを救い、導いてくださる神は、確かなのです。この神に信頼して、御言葉に従順になって、平安と恵みの人生を生きたいと願います。適用を分かち合い、対外のために祈りましょう。エレミヤ29:11。

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