小グループで聖書を学ぶ
18 契約の虹(創世記9:1〜17)
「心の門を開いて」
多くの人は、人生のある時点でトラウマ(心的外傷)となる出来事を経験します。災害や事故で大きな被害を受けた人々は、生死の危険を感じたり、身近な人を失ったりする体験から心的外傷後ストレス障害(PTSD)を受けることがあります。洪水の恐ろしさを経験したノアたちは、このよう心的外傷(トラウマ)を負ったと想像されます。そのために、神はどのようにしてくださったのでしょうか。
「御言葉の種を蒔きながら」
1 ノアたちが箱舟から出た時、そこに広がる光景は、惨憺(さんたん)たる大地の変わり果てた姿でした。洪水による大地の惨状を見て、大きな衝撃と恐れを感じたことでしょう。大きなトラウマを受けたに違いありません。これから、このような大地で生きて行く不安と恐れが生じていたノアたちに、神はどんな使命を与えられましたか。
・1.7節/
・創世記1:28/
2 変わり果てた大地を見て、不安と恐れの中にあった人々に対して、生き物は精力的に生きて、増えていき、人の恐れや不安の対象となります。神は、そのためにどうしてくださいましたか。箱舟から出た時、食べ物の心配が先立ったはずです。神は、荒廃した大地で生きて行けるように、どうしてくださいましたか。不安や恐れのある人に対してこのようにしてくださる神について、どう思いますか。
・2節/
・3節/
3 ノアが箱舟から出た直後に廃墟のような現実を見て、恐れ、不安を覚え、洪水のトラウマにさいなまれたでしょう。再び洪水が起こるのではないかという恐れも生じたことでしょう。その時、神は、ノアに祝福をくださいました。どんなことですか。
・8〜11節/
4 神は洪水後、ノアとその家族が新しい生活を始めるために、契約という祝福をくださいました。契約という言葉が七回出て来ます。どれほど強調されているのでしょうか。この契約には、普通の契約と違う特徴があります。何ですか。この特徴から、どんなことを感じますか。
・エペソ2:5,8/
5 このノアの契約は、神の一方的な恵みであり、約束です。イエス様は、最後の晩餐の時、「この杯は、あなたがたのためにながされる、わたしの血による新しい契約です」と言われました。この新しい契約とは何ですか。どんなことでノアの契約と似ていますか。
・ルカ22:20/
・エペソ2:8〜9/
6 私たちも生きて行く中で、様々な問題や出来事によって恐れや不安、心の傷を受けますが、このあわれみ深い救いの契約の中にあります。洪水から救われたノアたちに与えてくださったように、私たちにもそのような中で癒しと平安を与えてくださいます。どうしてですか。恐れや不安の中で、そのように癒しと平安を感じたことがありますか。
・ヨハネ16:33/
・Tペテロ1:24,Tテモテ2:6/
7 洪水による裁きを経験したノアには、雲や雨に対するトラウマがあったでしょう。雲を見ると怖がり、雨が降り始めると心が痛んだはずです。神は、契約のしるしとして、何を与えてくだいましたか。これを契約のしるしとされたのには、どんな意味がありますか。そのしるしのできる原因を考えてみてください。
・12〜13節/
・14,16節/
8 虹ができるためには、雲と雨が必要です。雨が止んでから虹が浮かびます。ですから、洪水のトラウマに対するしるしとされたわけです。神は虹を見て、どうしてくださると約束されましたか。虹という言葉には、矢という意味もあります。その矢の向きを考えると神のどんな思いを感じられますか。
・15〜16節/
9 「思い起こす」とは、私たちを顧みて、そのためにご自分を契約に従わせるという意味です。そして、神が矢でご自分を牽制(けんせい)しておられるようです。神の愛とあわれみがあらわれています。神の救いの契約において、虹とは誰を指していますか。このから虹を見る時、あなたはどんなことを思いますか。
・Tペテロ2:24,ルカ22:20 /
「命の実を刈り取ろう」
問題に出会い、恐れや心に傷を受ける度に、トラウマが生じます。人は、心の傷が大きいと疑いも大きくなります。神を信頼できず、御言葉の約束を疑う傾向になります。しかし神は、私たちの救いのためにイエス様を十字架に渡されました。イエス様の犠牲が私たちを救う虹です。十字架を覚える時、救いの確信を覚え、心の傷ガ癒され、不安や恐れから解放され、平安が与えられます。与えられた気付きや決心を分かち合い、互いのために祈りましょう。Tペテロ2:24。
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